僅かな変化を加えるだけ。フォーマルスタイルをデイリーに着まわす方法
桜のピークを迎え春も深まってきましたね。中には控えていたイベントを終えた方もいらっしゃるのではないでしょうか。せっかくイベントのために揃えたお洋服、できるならお仕事やお出かけなど普段使いしたくありませんか。
今回はオンシーンで使えるお洋服の上品さを活かしつつ、程よく肩の力が抜けたスタイルの作り方をご紹介。いきなりカジュアルなアイテムを合わせるのではなく、素材やシルエットなど僅かな変化を加えることで着まわしの幅をぜひ広げてみてください。
カチッとワンピーススタイルを優しく和らげて
ネイビーのシックな配色に、スカーフとパールで華やかに彩ったオンシーンのワンピーススタイルを、ハリ感のあるニットジャケットから落ち感のある素材のロングカーディガンにチェンジ。カーディガンのドレープが描く柔らかな曲線が優しい印象を引き立てます。ホワイトの細ベルトで程よく引き締めメリハリを作って。
左)ジャケット:ショートニットジャケット(NAVY)、ワンピース:2WAYワンピース(NAVY)
右)カーディガン:ロングカーディガン(BLACK NAVY)、ワンピース:左と同じ、ベルト:ヴィーガンレザー細ベルト(WHITE)
シャープなラインが引き立つロングジャケットとワンピースのスタイルは、お友達とのホテルランチなど休日のお出かけには少し堅苦しさが感じられるかもしれません。羽織りを軽やかなコットンのケープスタイルニットにチェンジして、頑張りすぎない華やかなスタイルしてみるのはいかがでしょう。アクセサリーやシューズで辛口要素をプラスすると程よく個性が引き立つスタイルに。
左)ジャケット:ストレッチファインロングノーカラージャケット(WHITE)、ワンピース:2WAYワンピース(PINK)
右)カーディガン:コットン混2WAYケープスタイルニット(WHITE)、ワンピース:左と同じ
タイトスカートをワンピース風に着こなして
フロントホックのジャケットが印象的なスカートのセットアップスタイルを同素材のブラウスにチェンジ。同じカラーで揃えることで上下つながったワンピース風の着こなしになります。首周りに程よいゆとりが生まれることでジャケットの畏まった雰囲気が和らぐため、お仕事や保護者会などきちんとしつつ話しかけやすさが欲しいシーンで活躍するスタイルに。
左)ジャケット:フロントホック8分袖ジャケット(L.GRAY)、ブラウス:シルクストレッチボウタイブラウス(WHITE)、スカート:タイトスカート(L.GRAY)
右)ブラウス:コクーンブラウス8分袖(L.GRAY)、スカート:左と同じ
ブラウスのネックラインで抜け感をプラス
無難になりやすいスカートのセットアップスタイルをさりげなく華やかにするのは首元にギャザーの入ったハイネックのブラウス。パールを合わせればフォーマルシーンにふさわしい上品なスタイルに。大きく印象を変えずにキリッとお仕事モードにするなら、シャープなVネックのブラウスにワイドパンツを合わせてクールに仕上げると◎程よい艶感、そしてとろみ感のある素材で程よい女性らしさを演出して。
左)ジャケット:ストレッチファインノーカラージャケット(NAVY)、ブラウス:バックリボンロングスリーブブラウス(NAVY)、スカート:ストレッチファインロングタイトスカート(NAVY)
右)ジャケット:左と同じ、ブラウス:シルクストレッチVネックブラウス(NAVY)、パンツ:サイドタックワイドパンツ(BLACK)
肩肘張らないフォーマルスタイルを作ってくれるのがニットジャケット。立ち襟がフォーマルな印象を高めるシルクのボウタイブラウスがシンプルなパンツスタイルに華を添えます。ジャケットやパンツはそのまま、デコルテ部分を露出し過ぎない程よいネックラインが上品なブラウスにチェンジして首元の華やかさを抑えれば、お仕事に便利なベーシックスタイルに。
左)ジャケット:ショートニットジャケット(NAVY)、ブラウス:シルクストレッチボウタイブラウス(WHITE)、パンツ:タックパンツ(NAVY)
右)ジャケット:左と同じ、ブラウス:ショートスリーブコクーンブラウス (WHITE)、パンツ:左と同じ
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羽織のシルエットやブラウスのネックライン、素材など僅かに変えるだけでも違った印象で着回すことができます。ぜひ参考にしてみてくださいね。
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