深みカラーで秋の装いをアップデート。色使いが巧みな初秋のスタイリング6選
どこからともなく聞こえてくる虫の音や木の葉の色づき...そこかしこに、秋の気配を感じる日々。装いもすっかり秋モードにシフトしたいところですが、しぶとい残暑や湿度に耐えて、おしゃれを頑張るのもなかなか大変。
朝晩の寒暖差や気候が安定しない初秋に重宝するのは、軽い羽織ものや薄手のニット、リラクシーなシャツなど。ストレスフリーなアイテムを活用しつつ、季節感をうまく引き出すのがスタイリングの妙です。
今回のポイントは、色使いを意識すること。コクのある深みカラーを取り入れることで、秋の空気感を纏った仕上がりになります。ぜひ参考にしてみてください。
STYLE1 |ラフだけど、エレガント。フレンチシックなレイヤードスタイル
夏から活用しているボーダーニットソーにとろみのある生地感のセンタープレスパンツ。ラフにまとめたいときは、サラッと羽織れるコートワンピースをセレクト。
ハリと光沢が美しい生地は、コクのあるキャメル色を引き立て、コーデの主役に。袖をたくしあげても優雅さが損なわれません。定番を気取りなく着こなすパリジェンヌを彷彿とさせるスタイルです。
STYLE2|プリント柄を、品よくヘルシーにアレンジ
モードな中にクラシカルな品を感じさせるペイズリー柄のボウタイシャツに、すっきりシルエットのストレートパンツを合わせて。ライトグレー×テラコッタブラウンの組み合わせが新鮮で、程よいメリハリとヘルシーな抜け感を感じさせます。
華やかなパンツスタイルは、堅苦しさを感じさせず、アクティブに動けるのがメリット。ハイセンスなレストランやバーなど、少しドレスアップして出かけたいシーンにもおすすめです。
STYLE3|バイカラーで上半身をコンパクトに。レディな小物でクラスアップ
ブラック×キャメルのバイカラーでシックにまとめたスタイル。薄手のニットをタイトスカートにインすることで上半身がコンパクトになり、縦のラインが強調されています。
オフィスにも似合う上品なスタイルですが、クラッチバッグやパイソン柄のパンプスなど、差し色効果のある小物がコーデをピリッと引き締めています。
モノトーンスタイルの差し色には、ボルドーのパンプスをセレクト。一点投入するだけで、表情に秋らしさが加わり、より垢抜けた雰囲気に仕上がります。
STYLE4|品よく優しく。ニュアンスを感じさせる引き算テクニック
しなやかなジャージー素材のトレンチスタイルワンピースにワイドパンツ。ベージュとホワイトの組み合わせがクリーンで清々しいスタイルです。
バッグやパンプスにボルドーを配したことで、全身の明度が程よくトーンダウンし、今の時季に似合うニュアンスが生まれます。
STYLE5|ほんのり甘さを添えた大人のカーキスタイル
生地の落ち感や襟の立ち上がり、メンズライクなディテールがクールなカーキのシャツワンピース。知的な表情をリュクスにクラスアップさせるのは、ピンクのタックワイドパンツ。
美しいドレープに淡いピンクが優雅で、カーキとの相性も抜群。甘さと辛さのバランスが絶妙なスタイルです。
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いかがでしたか。秋らしいカラーを着こなしに取り入れることで、シーズンレスなアイテムも柔軟に表情を変え、いまのムードにあったスタイルを実践することができます。
これから段々と紅葉深まるシーズン。装いにも深みのある色を取り入れることで、季節とシンクロしているような感覚を味わえるはず。実り多き秋のおしゃれを存分に楽しみましょう。
※着用アイテムはお取り扱いが終了している場合がございます。