シンプルなのに印象的。秋らしい配色で楽しむ通勤スタイル7選
肌を掠めるひんやりした風に、漂い始めたグレイッシュなムード。本格的な秋が感じられるようになってきました。ジャケットに長袖ニットやブラウスを投入した方も多いのではないでしょうか。
徐々にトーンダウンした色で染まっていくこれからのシーズン。かっちりと信頼感のあるスタイルが作りやすい一方で、ワンパターンで地味な印象に陥りやすい一面も。
ほんの少し気分を変えたい日や、印象的に見えたい日には、色の力をうまく使いながらベーシックな通勤スタイルをアップデートしてみませんか。今回は秋らしいシックな色を効果的に使った通勤スタイルをご紹介します。
STYLE 1|ホワイトジャケットを気負わずリラクシーに
モノトーンのコントラストが映えるトップスに、秋らしさを加速させるのはキャメルのワイドパンツとアニマル柄のフラットシューズ。
カーディガンのような軽い着心地で、柔らかく落ち感のある生地で仕立てたジャケットが、滑らかに揺れるワイドパンツとマッチ。エレガントながら程よく力の抜けたパンツスタイルに。袖を折って手元にアクセントを加え、着慣れたムードをプラスしました。
STYLE 2|楽なのにきちんと見られるセットアップ
コクーンブラウスとタックパンツのセットアップをシックなチャコールグレーで。立体的なフォルムで魅せる華やかさが、どことなく洗練された佇まいを感じさせます。
同系色のソックスで足元をつないで、ボルドーのローファーでさりげないアクセントを。袖をキュッとたくし上げて華奢な手首を見せればすっきりバランス良くまとまります。
STYLE 3|深みのあるカラーで季節の移ろいを楽しむ
定番ネイビーに移りゆく季節感を映し出すのはブルーグリーンのタートルネックニット。しっとり柔らかな質感のワイドリブニットをインナーにすることで、きちんとしつつも威圧感を与えないジャケットスタイルに仕上げました。ぽってりした厚底ローファーを合わせて、今っぽさをさりげなく添えて。
STYLE 4|真面目なグレーにカラーボトムスで華を添えて
チャコールグレーのジャケットに、ワントーン明るくしたグレーのタートルネックカットソー。真面目なカラーのグラデーションに華を添えるのは、マスタードイエローのセンタープレスパンツ。
パッと印象づく鮮明なカラーやアニマル柄のシューズも、お顔から離れた場所なら視線に入りにくいので悪目立ちしません。コミュニケーションが促進されそうな周囲も華やぐパンツスタイルです。
STYLE 5|穏やかなニュアンスで定番カラーをアップデート
定番カラーにさりげない新鮮味をプラスしてくれるのが大地を思わせるアースカラー。ミリタリー感が抑えられたまろやかなカーキのタイトスカートに、チャコールグレーのトップスを合わせてオフィスにマッチするきちんと感を備えました。
タイツやシューズ、足元も同系色のニュアンスカラーで馴染ませれば上級者感が漂う洗練された着こなしに。
STYLE 6|異素材で織りなすモダンなオールグレー
目の詰まったニットジャケットに、天然素材のタートルネックカットソー、スーツ生地のような表情を持つボトムスをオールグレーで。素材感の異なるグレーの重なりが、モダンなセンスを感じさせる通勤スタイルです。グレーに馴染むシックなボルドーのローファーで優しいアクセントを加えて。
STYLE 7|ボルドーを親しみやすくトーンアップ
高貴でクラシカルなイメージを持つボルドーを、親しみやすく和らげてくれるのがクリーンなホワイト。折り返しのないタートルネックに、縦のラインが入ったワイドリブ、そしてより縦長のラインを強調させるロングタイトスカートを合わせてすっきり要素を詰め込みました。
足元はブラックのショートブーツで引き締めつつ、ほんのりカジュアルな雰囲気をプラス。堅さはなくとも品を感じる通勤スタイルです。
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いかがでしたか。ベーシックなアイテムでも色を取り入れる場所や、素材感の組み合わせ方で新鮮な印象に仕上がります。ぜひ参考にしてみてくださいね。
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