「一点変えるだけ」でも叶う、卒入学式の着回しアイディア
出会いと別れの季節、春がやってきますね。お子さんの卒園・卒業行事、入学行事を連続で控えている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
思い出に残る大切な行事。各式典の雰囲気に合わせた装いで臨みたい気持ちが大きい反面、それぞれでスタイリング一式を変えることはなかなかハードルが高いもの。
そこで今回は、卒園・卒業式、入学式を例に、少しの工夫で印象を変えられるセレモニーシーンの着回しアイディアをご紹介。お仕事の式典や家族行事など、他のフォーマルシーンの着回しにも、ぜひご参考にしてください。
TIPS1:ボウタイの結び方をアレンジ
まずはこちらの3点を使った卒入学式の着回しスタイルをご紹介。お洋服は買い足さず、ボウタイの結び方や、ジャケットのあしらいなどでアレンジを加えていきます。A|JACKET:ストレッチファインノーカラージャケット(NAVY)¥25,300
B|INNER:シルクボウタイブラウス(L.GRAY)¥23,100
C|SKIRT:リモンタタックスカート(NAVY)¥14,300
卒業・卒園式スタイル(A・Bの着こなしを変える)
卒業式には、ボウタイをネクタイのようにスマートに巻いて。ジャケットのボタンを閉じれば、よりきちんと感が際立ちます。ネイビーとブラックでまとめたスタイルも、お顔まわりにライトグレーを置くことで程よく華やかな印象に。
【おすすめの小物スタイリング】
シックに着こなすポイントは、パールのネックレスを上から重ねて、ボウタイを短く見せること。ジャケット×ネクタイ風のアレンジでも、メンズライクになりすぎません。ACCESSORIES:淡水パールロングネックレス(WHITE)¥13,200
入学式スタイル(A・Bの着こなしを変える)
ボウタイを蝶々結びにして輪を大きめにすると、より華やかでフェミニンな着こなしに。ジャケットの前を開けてライトグレーの分量を多くしました。ネイビーを基本とするセットでも、明るい色を増やすことによって軽やかに仕上がります。
【おすすめの小物スタイリング】
バッグをベージュに変えていただくと、さらに明るい印象に。アクセサリーをつけなくても、蝶々結びにしたボウタイがハレの日らしさを演出してくれます。
TIPS2:ボトムスのシルエットを変えれば180°違った印象に
お次は、シルエットが華やかなデザインブラウスの着回しです。タイト⇄ワイドの2種類のシルエットのボトムスを変更して異なる印象を作っていきます。
ここで着回す「ペプラムチュニックブラウス」は、バックスタイルにたっぷりとドレープが入っているので、ジャケットなしでも十分な華やかさを演出します。D|BLOUSE:ペプラムチュニックブラウス(NAVY)¥14,300
E|PANTS:センタープレスパンツ(NAVY)¥16,500
F|PANTS:タックワイドパンツ(WHITE)¥18,700
卒業・卒園式スタイル(D+E)
卒業式は、肉厚なエスダブルクロス生地が上品なネイビーのセットアップスタイルに。ボトムスはシンプルな「センタープレスパンツ」を合わせて、ブラウスのシルエットを主役にしました。
【おすすめの小物スタイリング】
セットアップの重厚感を引き立てるため、バッグはネイビーやブラックではなくブラウンをセレクトして重さを軽減。胸元にはシルバーのチェーンネックレスをあしらい、抜け感を演出しました。ACCESSORIES:アコヤパール付チェーンネックレス 2本セット(SILVER)¥11,000
入学式スタイル(D+F)
ボトムスを同素材の「タックワイドパンツ」に変更しました。カラーはあえてホワイトにすることで、上下にコントラストが生まれた華やかなスタイルが完成。ブラウスとパンツのたっぷりとしたドレープがリンクし、華やかながらまとまりのある印象に。
【おすすめの小物スタイリング】
ボトムスにボリュームがある分、パールネックレスを二重に巻くことで視線を上に引き上げました。ACCESSORIES:淡水パールロングネックレス(WHITE)¥13,200
TIPS3:ジャケットのインナーの色で変化をつけて
最後は、デイリーにも着回しやすい「ノーカラージャケット」の着回しです。今回は、セレモニーの時期に人気のホワイトのジャケット×定番ネイビーのワイドパンツのセットを例にご紹介。合わせるインナーで変化を加えていきます。
G|JACKET:ノーカラージャケット(WHITE)¥25,300
H|PANTS:サイドタックワイドパンツ(NAVY)¥14,300
I|INNER:サテンバックリボンロングスリーブブラウス(NAVY)¥14,300
J|INNER:スタンドカラーコクーンブラウス(WHITE)¥12,100
卒業・卒園式スタイル(G+H+I)
サテン素材のセットアップに、ホワイトのジャケットを重ねてぱきっとしたコントラストを作りました。ネイビーのラインが縦に流れることで、華やかすぎないシックな印象を保つことができます。ジャケットを脱げば、さらりとした品のあるドレープが引き立つ特別感のある装いに。
【おすすめの小物スタイリング】
シックな定番ブラックのバッグに、パンプスはホワイトを合わせました。ジャケットと足元のカラーを揃えることで、まとまりのあるスタイルが作れます。
入学式スタイル(G+H+J)
インナーをホワイトにチェンジすることで、春らしい明るさが生まれます。ブラウス・ジャケットと同素材のコサージュを添えて、装いに特別感をプラスしました。
【おすすめの小物スタイリング】
インナーの明るさに合わせて、バッグを軽やかなカラーに変更。足元はブラックのパンプスにして、上下で明暗をはっきりとつけました。いかがでしたでしょうか。
少ないアイテムでセレモニーを迎えたい方や、今年購入したアイテムを長く愛用したい方の参考になれば幸いです。