スタイリスト大草直子さんが提案する、快適でサマになる初夏スタイル
インスタライブやインタビューなど、ソージュのメディアにも度々ご登場いただいているスタイリスト・エディターの大草直子さん。
今回は、大草さんが主宰するメディア AMARC(アマーク)との2回目のコラボライブ。「快適でサマになる初夏スタイル」をテーマに、ソージュの名品をご紹介いただきました。
梅雨や急な真夏日、冷房が効き過ぎたオフィス...気候が安定しない時期は、いつもより服装選びに時間がかかってしまう方も多いのではないでしょうか?
そんなこの季節特有のお悩みも、大草さんの手にかかれば、さらっと解決へ。ライブでは、2WAY以上に活用できるソージュのアイテムが登場。工夫に富んだスタイリングアイディアが展開します。ぜひ日々の着こなしにお役立てください。
大草 直子さん
ファッションエディター・スタイリスト。1972 年生まれ 東京都出身。大学卒業後、現ハースト婦人画報社へ入社。雑誌『ヴァンテーヌ』の編集に携わった後、独立。現在は、ファッション誌、新聞、カタログを中心にエディトリアルやスタイリングをこなすかたわら、トークイベントの出演や執筆業にも精力的に取り組む。近著『飽きる勇気』(講談社)。2019年にはメディア『AMARC(アマーク)』を立ち上げ、「私らしい」をもっと楽しく、もっと楽にするために、ファッション、ビューティ、生き方のレシピを毎日お届けしている。2021年には、「AMARC magazine」を発刊。
ほどよくモードなジレ風スタイル
日中は暑いけれど、日陰に入ればちょっとひんやりする、体感が揺らぎがちな季節にぴったりのレイヤードスタイル。
シックなモノトーンの上下に、ベージュの「ソフトオックスノースリーブワンピース」をジレ風に重ねたところが、いまっぽい空気感。あえてワンピースのボタンは留めず、付属のベルトで、ウエストをキュッと締めたところも洒落ています。
「ジレは、今シーズンの流行であるだけでなく、気候が安定しない時期に活用しやすいアイテム。ジャケットを着るほどではないけど、きちんと感を出したいとき、体型をすっきり見せたいときなど、さまざまな着回し方ができるという意味でも、ジレはいま需要があるのだと思います」
「このノースリーブワンピースは襟つきで、前を開けて着るとジレのように着られます。白黒の明快な2色に、肌の延長線上のミルクティのようなベージュが加わることによって、甘やかに、柔らかくなるのがお分かりいただけるかなと。白黒のメリハリが少しなだらかになるようなイメージですね」
BEIGE・NAVY・BLACK・WHITEの4色展開
「ワンピースで着るときは、ベルトをサイドで縛っていただいても素敵ですが、前を少し開けていただくと、ウエストがぐっとしまって、シャープな体型に見せることができます」
また、ロングジレに合わせた靴の選び方についてもアドバイスをいただきました。
「ジレはもともと男性のアイテムなので、靴は少しかっちりしたものを選ぶといいと思います。フラットタイプなら、ローファーやスニーカーも合わせやすいですよ」
ジレとの相性抜群。ソージュの新作「クルーネックTシャツ」
ノースリーブワンピースの下に着ていただいたのは、大草さんが「ジレとの相性がすごくいい」と推す白Tシャツ。実はこの「クルーネックTシャツ」は、ソージュの今季の新作でもあります。L.GRAYやNAVYなど、着回しやすいベーシックカラーの6色展開
「このTシャツは、5分袖ぐらいあるのかな。ジレは、ちょっと長めの袖の方がバランスが取りやすいんですよ。ジレとコーディネートする時は、トップをウエストインした方が着やすいと思います」
「Tシャツは、首が詰まっているほどカジュアルになりますが、これは鎖骨の上で少したわむような感じで、カジュアルというよりは、少し女性らしいTシャツかなと思います」
「襟ぐりはリブではなく、同じ生地を挟むような形で作られているんですね。ジャケットとの相性もすごくいいですし、パールのネックレスをさりげなく合わせるのもいいですね」
梅雨のダウンモードを引き上げる!ワンピーススタイル
ジメジメとした湿気や急な大雨、ストレスの多い梅雨の時期こそ、上手に服の力を借りて、おしゃれで気分を上向きにしたいもの。大草さんからは、「靴を起点に考える雨の日のコーディネート」として、「ライトクロスクルーネックワンピース」をご提案いただきました。
「ちょっと意外かもしれないですけど、雨の日のコーディネートということで、私はワンピースを選びました。というのも、雨の日は靴を最初に選ぶから、まず靴との相性で考えるんですね。今日は私物のビブラムソール(ゴム製)のブーツを履いているんですが、これに合わせて、リアルなコーディネートを妄想してみました」
「このワンピースは本当にかわいくて、私もほしいなと思ってるんですが、ライトクロスというソージュのアイコニックな素材なんですね。ちょっとシャリ感があって、しなやかで、シワになりにくい。手洗いができるのも、水はねが気になるときに嬉しいですね」
「雨の日は傘をさしたり、気分的に下がり気味になることも。だから、気持ちを明るくするためにも、色はライトグレーを選んでいます。足元は、あえてモカ色のソックスをちらっと見せています。こうすることで、エレガントな揺れ感があるワンピースも少しカジュアルな印象になります」
涼やかなシアーカーディガンとのワントーンスタイル
着こなしの幅を広げるだけでなく、日除けや冷房対策としても頼りになる、薄手のカーディガン。大草さんは、ほのかな光沢感が上品な「シアーカーディガン」をピックアップ。ワントーンで色調を揃え、シックにコーディネートしました。
「フレンチスリーブの白Tシャツに、ライトグレーのドロストパンツ、そこに、少しグレイッシュで肌が透ける、とても軽やかなシアーカーディガンを合わせました」
「カーディガンはボタンのない着流しタイプになっていて、ちょっと前立てを開いて、ケープのような感じで着ています。前を閉じ気味に着ると、もっとカーディガンらしくなります」
「ロング丈のカーディガンはボトムを選ばないんですね。パンツやスカート、ワンピースなど、いろんな丈のものと合わせることができます。このカーディガンはラメ感があって、華やかな印象もあるので、夜のお出かけにもすごく使いやすいと思いますよ」
シーンに寄り添うケープスタイル
もうひとつ、着幅の広い羽織りものとして、大草さんが「すばらしく優秀」と絶賛するのが「コットン混2WAYケープスタイルニット」。
ボタンの留め方次第で、何通りものバリエーションに富んだ着方を楽しめるのが、この商品の大きな魅力。ライブでは、大草さんにMとLの2サイズをお試しいただきました。
「ケープライクな羽織りですが、ボタンの留め方でも変わるから、 2WAYよりももっとたくさんの着方ができますね。前ボタンで一番上だけ留めると、ケープっぽくなりますが、このように前後を逆にすると、バックボタンのプルオーバーとして着ることもできます」
上下でボタンをひとつずつ外すと、よりリラクシーな雰囲気です。
「サイズは大きくなるほど、カジュアルになっていくので、Lサイズはラフなときの方が着やすいかもしれないですね」
「Mサイズよりもリゾートっぽい雰囲気になります。こういうゆったりしたパンツにも合わせやすいですし、シワにもならないので、ちょっとレストランで羽織ったり、旅先でも使いやすいですね。」
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今回、大草さんには、着回し力の高いシンプルな春夏アイテムをベースに、初夏らしい爽やかな装いをご提案いただきました。
ライブでは「10日間の出張ワードローブ」や「ソージュスタッフおすすめの雨の日コーデ」、「夏のワンピーススタイル」など、興味深い内容をたくさん盛り込んでいます。ぜひアーカイブもチェックしてくださいね。
※ご紹介商品はお取り扱いが終了していることがございます。