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ソージュはなぜニューヨークへ?POP UP STORE in New York レポート

ソージュはなぜニューヨークへ?POP UP STORE in New York レポート

#イベントレポート #エスダブルクロス #リモンタコートワンピース

2025年5月、ソージュは海外で初のポップアップストアをニューヨークのソーホー地区に出店しました。

ソージュのスタイルを、日本を超えて「自分らしい」と心地よく感じられるものにしていけたら———そんな思いを胸にスタートした新しい試みです。

海外、中でもニューヨークを目指したのは、世界中から最先端の情報が集まるショーケースのような街で、ソージュのスタイルを提案してみたかったからでした。



まるで代官山のようなソーホー地区

ポップアップストアを開いたのは、木立の中に低層の建物が並ぶ、カルチャーとファッションの発見感のある街並を持つソーホー地区。

日本の街に例えると、ソージュの常設フィッティングルームがある代官山のようなエリアです。ローカルの方が犬の散歩をしている姿もたくさん見かけつつ、旅行者や近郊の方がインスピレーションを得に訪れるような場所でもあります。

散策をしながらアートやファッションに出会い、歩き疲れたら雰囲気の良いカフェで木漏れ日を眺めながら丁寧にドリップされたコーヒーを楽しむような時間を過ごせます。

ニューヨークの中でも特にソージュを表現するのにぴったりのエリアだと感じ、このような場所で、ふいにソージュというブランドに出会った方がどんな風に私たちのスタイルを受け取ってくださるのかとても興味が沸いたのです。

かつては芸術家の町として盛り上がったこともあるソーホー地区のスペースで開催されました。


東京や大阪のポップアップの延長線上に

大袈裟なことではなく、居心地の良いスペースで自然にソージュを代表するアイテムをご紹介したい。そんな思いを叶えてくれる場所を探すところからこのプロジェクトはスタートしました。

ニューヨークには、日本の大都市と同様にポップアップをできるスペースがいくつもあります。その中で、立地と、箱そのものの雰囲気がソージュに近いものに絞り込んでいったところ、辿り着いたのがソーホー地区のスペースでした。

その場所に合う什器をイメージしながらレンタルしていき、25SSシーズンヴィジュアルのお花とリンクした装花を依頼したら、あとは当日を待つばかり。

商品の通関に想定以上に時間がかかってしまうなど、スリリングな場面もありつつ、大きなトラブルもなく当日を迎えることができました。

ポップアップストア会場風景。中央に25SSシーズンヴィジュアルとリンクした装花をレイアウト。


何を表現し、何を感じて欲しかったか

一番悩んだのはサイズのプレゼンテーションでした。スペースの関係もあり全てを並べることはできません。そこで、現地の日本のブランドを参考にし、MとLを中心にディスプレイすることに。

一方でフォーカスするアイテムには迷いはなく、ブランドをスタートした当初からずっと定番で通年人気のエスダブルクロスシリーズリモンタシリーズ、そしてこの時期に注目度が高まるロングシャツワンピースヴィンテージサテンシリーズです。

ショーウィンドウには、リモンタコートワンピースシルク剣先スカーフを合わせて展示しました。日本でも人気のコートワンピースは「光沢感のある上質な質感がエレガントで素敵」と好評なアイテムでした。

25SSシーズンヴィジュアルより。リモンタコートワンピースのCAMEL。


「人種のるつぼ」と言われるニューヨークでの反応は

会期中は、本当にさまざまな人種の方が訪れてくださいました。

アジア系の方々が、「現地のものはサイズが大きくて、自分に合うものを探せるのは量販ブランドかラグジュアリーに二極化してしまっている」と口々に仰ったのは、予想していた通りでした。

一方で意外性もあり印象に残ったのは、ユダヤ系の女性のとても好意的な反応でした。肌の露出を控え、上品なスタイルをする必要がある彼女たちに、ソージュのスタイルはとてもマッチするのだとか。

また、その日初めてブランドを知った方でも、ご自身のセンスに合うと感じれば、複数のアイテムを試着し、一度にまとめて購入される姿はニューヨークらしさを感じさせました。

トレンドやシーズンのムードよりも、自分のスタイルや日常にフィットするかといった点を重視するお客様が多かったのは、日本のお客様と共通するところかもしれません。

ポップアップストア会場風景。定番シリーズを中心にディスプレイしました。


「似合う」喜びは世界共通

さまざまな国の旅行者からもご好評をいただきました。

パナマからいらしたご家族は、お嬢様がタックパンツにノーカラージャケットを合わせたセットアップをご試着されました。その姿を記念にと、嬉しそうに一眼レフに収めるお父様の姿は微笑ましく、私たちもスナップを撮らせていただきたいほどに印象的でした。

フィッティングのカーテンを開けた途端に思わず溢れる笑顔と歓声は、共通のもの。私たちはこのためにソージュをお客様と一緒に育てているのだという喜びを強く感じられる瞬間です。ニューヨークでも肌身を持って感じられたのはとても大きなことでした。

多様性の象徴のような街で好感触を得ることができた私たちは、引き続きソージュを世界各地にお届けし、その中でますますスタイルの幅も出していきたいという展望を得たのでした。

ポップアップストア会場風景。25SSシーズンヴィジュアルに合わせて制作されたブック。


【編集後記】 ニューヨーク出張のスタイルは

はるばるニューヨークへ向かったスタッフの出張スタイルには、どんなアイテムが活躍したのでしょうか。スタッフのコメントもご紹介します。

ヴィンテージサテンのセットアップウールハイゲージカーディガン、はシワも疲れも気にならない最高の出張スタイルでした。

5月のニューヨークは気温が不安定でしたが、肌寒い朝晩にはもちろんのこと、日差しがさすと暑くなる日中でも薄手のウールハイゲージは暑すぎず体温を調整してくれて、ケープ風に方にかけたり、襟元にストールのようにアレンジしたりと重宝しました。”


”持っていったのはタックワイドパンツです。足さばきがよくウエストゴムなので、毎日着られる快適さ。

設営時のスウェット合わせのカジュアルスタイルから、会期中スタンドカラーコクーンブラウスとのセットアップスタイルまで幅広く活躍してくれました!”