長く愛されてきたものに解がある。永続的な美しさを求めて【SOÉJU×HASUNAコラボ対談】

2023年12月26日より、ソージュオンラインストアで予約販売がスタートした「HASUNAコラボ ジュエリーケース&コルネネックレス」。自然由来の原料を使ったレザーライクペーパーのジュエリーケースと、エシカルなコルネ(牛の角)を使った限定アイテムです。

今回はHASUNA代表・白木夏子さんのVoicyチャンネルにて行われたソージュ代表・市原明日香との対談を文字起こし、一部編集してお届けします。コラボレーションに至った背景や、ブランドの共通点などをお話しいただきました。

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出演者プロフィール

白木夏子(しらきなつこ)
ジュエリーブランドHASUNA Founder & CEO、武蔵野大学 アントレプレナーシップ学部教授。英ロンドン大学卒業後、国際機関、投資ファンドを経て2009年に株式会社HASUNAを設立。ジュエリーブランドHASUNAでは、ペルー、パキスタン、ルワンダほか世界約10カ国の宝石鉱山労働者や職人とともにジュエリーを制作し、 エシカル(=道徳的、倫理的)なものづくりを実践。音声メディアVoicyにて「起業&ブランドゆる話」を毎朝配信中。

市原明日香(いちはらあすか)
1976年福島県生まれ。東京大学教養学部卒。2児の母。 アクセンチュア株式会社で3年間経営コンサルティングに従事、ルイ・ヴィトンジャパン株式会社にて4年間CRM(カスタマーリレーションシップマネジメント)に従事。息子の看病、フリーランスの期間を経て、2014年12月にモデラート株式会社を設立。

HASUNAの由来は「蓮の花」

白木:今日はですね、ソージュの代表を務めていらっしゃる市原明日香さんをゲストにお迎えして、お話を伺っていきます。明日香さん、よろしくお願いします。

市原:よろしくお願いします。

白木:まずはお互いのブランドについてお話しできればと思います。

白木:私は、「HASUNA(ハスナ)」というジュエリーブランドを経営しております。2009年の4月に創業しておりまして、人と社会と自然環境に配慮したエシカルなジュエリーということで、世界各国、パキスタンやスリランカ、ペルーといった鉱山労働者の方、ジュエリーの原料となる石を研磨される方と一緒にものづくりを行うことによって、身につける人も、使う人も、みんなが笑顔に幸せに過ごせる世界を目指してブランドを設立しました。今は表参道に本店がありまして、オンラインストアやセレクトショップで販売をしております。

白木:では、明日香さん、よろしくお願いします。

市原:「SOÉJU(ソージュ)」の代表をしております市原明日香と申します。SOÉJUというブランドは、設立から5年になるブランドです。運営している会社はモデラート株式会社と申しまして、「モデラート」というのが音速記号で、 「ちょうど良い速さ」「中くらいの速さ」という意味を持つ言葉でして。どんなライフステージにある方も、その方らしい速さで関わっていただける会社を作りたいという思いで作りました。 

その中で選んだ事業が、まず、衣食住の中の「衣」の領域です。 最近はコスメブランドの「TOERI(トーリ)」もありますが、最初に立ち上げたのがSOÉJUです。

SOÉJUというブランドは、衣装の「装」に樹木の「樹」から音を取ったブランド名です。「装いをお客様とともに樹木のように育てていきたい」という思いでつけました。

実は最初からものを作っていたわけではなく、 お客様の装いにまつわるお悩みですとか、願い事を一緒に叶えていきたいという思いで、スタイリストがオンラインと対面で、お客様に装いのアドバイスをするというサービスから始まりました。そこでお客様から色々お話を伺うなかで、品質と価格のバランスのとれたものを作りたいということで、始めたオリジナルブランドです。

なので、ワードローブのベースになるような、とてもベーシックなアイテムを作ってまして、 よく例えるのが、白米とかパンのような「主食」ですね。おかず的なトレンドアイテムとかを合わせていただいても受け止めるようなお洋服を作っています。

白木:素敵ですね。モデラートさんって、そういう意味だったんですね。

白木:HASUNAの名前の由来は、蓮の花からとっています。蓮の花ってインドやベトナムなど、さまざまなアジアの地域で愛でられていまして、仏教やヒンドゥー教の世界でも、神様が座る玉座に使われていたり、神様が手に持っていたりする花なんですよね。

蓮の花って、決して清流の中で咲くのではなく、泥の中で咲くんですけれども。そのような中でも美しくていい香りのする花を咲かせるので、浄化や清らかで美しい力の象徴と言われていまして、そのようなジュエリーが作れたらと思い、HASUNAという名前にしました。

言葉を浸透させるところから始まった「エシカルジュエリー」

市原:白木さんはどういった流れで創業されたのでしょうか?

白木:私は学生の頃から国際協力の仕事がしたく、グローバルイシューやソーシャルイシューに対して何か働きかけられるような人になりたいと思っていました。そこでイギリスの大学に進みました。

ロンドンのど真ん中にあるような大学で、テキストや映像を使って勉強をしていましたが、やっぱり現場を見にいきたいと思って、1年目の夏休みに2ヶ月間南インドの農村部に行きました。

いろんな村を回る中出会ったのが、鉱山労働者の方々でした。化粧品の原材料に使われるような鉱物や、お家に使われる大理石や、そういったものを採掘している人たちがいて。インドなので、金や宝石の鉱山もたくさんありました。

カースト制度が人々の生活のなかに残ってるインドには、そのカーストの中にも入れないアウトカーストと言われる人たちがいて、現在はインドに約2億人ほどいると言われてます。そういった鉱山で働く人たちのほとんどが、アウトカーストの人たちで、当時1日2ドル以下で生活されていました。全くお給料がもらえない日もあれば、少しだけもらえる日もあって。子どもは学校に行けず、ご飯もろくに食べられない、病院にも行けず、薬もないという状況です。

あと鉱山ってものすごく暑いんですね。40度くらいの中で働かなくてはならず、本当に過酷な労働環境でした。村の人たちの表情が明るかったらまだ救われたのですが、本当に落ち込んでいるような、とても暗い表情で。

そういったところから出てくる素材で、私たちの便利で豊かで美しい生活のためのものを作っていくのはおかしいと。また、インドだけでなく、中南米やアフリカ、他のアジアの国でも同じような状況があるということを知り、なんとかしないといけないと思いました。

その後、国連でインターンするなどして、いろんな道を模索しまして。やっぱり自分でビジネスを立ち上げて、宝石や金をフェアトレードで輸入するといったやりとりの中で、貧困や環境問題がなくなっていくのではないかと。そして、この私が立ち上げたジュエリーブランドが成功しているように見えれば、他のジュエリーブランドやものづくりをしている会社が、続いてくれるのではないかと思ってHASUNAを創業しました。

市原:ありがとうございます。本当に先見性というか、よくぞ、その課題に早くから目をつけられましたよね。きっと白木さんの後ですよね。「エシカル」とか「フェアトレード」って色々出てきましたけど、当時、本当に先進的だったんじゃないかなと。

白木:はい。誰も「エシカル」という言葉は使っておらず、Googleで検索しても何もヒットしないような時代でした。取材をしていただけても、エシカルという言葉がわからないから「貧困解決ジュエリー」と書いていいですか、とか言われたこともあります。

伝え方には本当に苦労しました。日本語でどう表現したらいいのかと。イギリスには1990年代から、同じようなコンセプトを持ちながら運営しているファッションブランドや、ジュエリーブランドがあったのでいろいろ調べてみると、「エシカルファッション」や「エシカルジュエリー」という言葉を使っていました。

ああ、なるほど、と。エシカルって言葉はすごいなと。幅広く人と社会と自然環境に配慮していることに関して、一言で言える言葉だと気づきまして。そこから「エシカルジュエリー」という言葉を使い始めました。でも、最初は本当に誰も見向きもしなかったような感じでした。

目指すものは永続的な美しさ。美しいものって、ずっと美しい

白木:私と明日香さんが出会ったのって?

市原:HASUNAさんの表参道店のパーティーですよね。

白木:ああ、そうですね。2018年に本店を表参道に移しているんですよね。その移転パーティーで、共通の知人が明日香さんを連れてきてくださったんですよね。

市原:そうなんです。私が白木さんのことをずっと存じ上げていて、お会いしたいって話をしていたんです。

白木:SOÉJUさんのお洋服はまだこんなにたくさんなかった頃ですよね。10型くらいでしょうか。素敵なお洋服だなと思っていました。究極のベーシックというか、先ほど主食と表現されてましたが、ずっと着られるお洋服をデザインされていますよね。単なるベーシックではない、まさに、こういうのが欲しかったんだよねっていう。

カジュアルでもなく、ベーシックすぎるものでもなく、適度にきちんとしていて、そしてとても着心地がいいという。SOÉJUさんの服、何着か着させていただいてるんですけど、最適解がここにあるっていう感じで、もう本当に感動しましたね。

市原:そうおっしゃっていただけるとありがたいです。私も、白木さんやHASUNAさんのことをたくさん話したくなっちゃいます。

白木:ありがとうございます。HASUNAに対する印象ってどんな感じでしたか?

市原:そうですね。課題に対して、手探りでアプローチを考えて、言葉も浸透させて。一つひとつの歩みが本当に素晴らしいなとリスペクトしています。あとはブランディングもですよね。このストーリーにブランディングが組み合わさるからこそ、より価値あるものになるんだなと思うと、ネーミングも、お店のしつらえも、さまざまな繋がりが素敵だなと思っています。ジュエリーも、個人的に少しずつ集めていきたいなと計画してます。

白木:嬉しいです。特にブランディングのところを褒めていただけるのは本当に嬉しくて。立ち上げ当初は今と全然違うブランドイメージでして。もう少しエスニック調というか、オフィスではちょっとつけづらい大ぶりのものが中心でした。

でも、やっぱり長く使っていただきたいし、ベーシックなものとして作りたいとずっと思っていて。初めのころは素材や技術のところで実現できなかったことがたくさんありました。創業から6、7年ほど経って、職人さんや工場や、素材を提供してくださる方々が見つかって、ようやく2016年にリブランディングできたんです。

親から子へ、子から孫へ、受け継いでつけてもらいたいと思っていて、そうなるとそれなりに素材にこだわらないといけないですし、デザインも重要ですよね。

HASUNAは、1920年代のアンティークジュエリーからインスピレーションを得て作っています。今から100年前のジュエリーからエッセンスを抜き出して、パーペチュアルな美しさ、つまり永続的な美しさとは、というところを考えながら作っています。

100年前のアンティークのジュエリーも、今見ても全然古く感じないデザインがたくさんあります。そこから現代でも通じるものを抜き出していくと、100年後もつけられるものになるだろうと思ってます。そんなエッセンスをSOÉJUさんにも感じるんですよね。

市原:ありがとうございます。とても嬉しいです。例えば、SOÉJUの中ではボウタイブラウスがわかりやすいのではないかと思うんですが、単に定番とか、ベーシックなだけではなく、永続的な美しさはまさに目指したいところなんです。なんかこう、美しいものって、ずっと美しいですよね。

白木:そうなんですよね。あと、SOÉJUさんって、年齢や体型に関係なく、どんな方が着ても美しく見えるのが素敵だなと思っていて。デザインのこだわりってどうやって出しているんですか?

市原:ありがとうございます。ここもHASUNAさんと通じるところがあるのかなと思ってまして、長く愛されてきたものに色んな解があるんじゃないかなと。

服で言うと、お着物ですよね、直しながらだったり、帯の使い方だったり。どんな体型の方にもフィットさせられるというか。服の方が合わせにいくスタイルですよね。それをお着物ではなく、洋服で表現するにはどうしたらいいんだろうというものが、発想の根底にはある感じですよね。

ずっと前から作りたかったジュエリーケース

白木:今回のコラボアイテムですが。リアルレザーではない素材を使ったジュエリーケースを作らせていただきました。このコラボがどうやって実現したのかとお話ししたいと思います。

実は、もう何年も前からずっとジュエリーケースを作りたいと思っていたんです。私自身、ジュエリーを色んなところで失くしてしまうことがありまして。

今年も3月にブラジルに行ってきたんですが、バッグの中にジュエリーを入れるのは怖いので、身につけていれば安心だと思って、耳につけた状態にしていました。HASUNAのl’unique(リュニック)という中米のベリーズでしか取れないウィルクスという貝殻に、18金とダイヤモンドを使ったピアスをつけていました。

ブラジルって片道30時間くらいかかるんですよね。成田からカタール、カタールからサンパウロまで乗って行ったんですが、カタールからサンパウロまでの間、たくさん寝ようと思って、飛行機の中で外したんです。ヘッドフォンするとピアスが当たって痛かったので。その時はジュエリーケースがなく、お財布の中に入れてました。

現地に到着した後、ホテルでそういえばと思ってお財布の中を見たら、なぜかない。バッグの中も全てひっくり返してみたんですが見つからず、航空会社にも問い合わせましたがやっぱりなくて。そういったことを私は何度かやらかしてきました。

他にも、ホテルに宿泊するときに、ジュエリー置き場を利用するんですが、あそこに置いていても、子どもが触ってしまったり、そのまま置いてきてしまったりということも結構多くって。あとはジムで着替えるときに、そのままロッカーに入れてしまうとか。

だから、そういったときに使えるジュエリーケースをずっと探していました。なかなかデザインや品質がしっくりくるものに出会えなくって。だから究極のものを自分で作ろうと、素材は絶対ヴィーガンレザーがいいと思っていたんです。

そしたら、ヴィーガンレザーで作ってくれる業者さんを検索していたところに、SOÉJUさんのヴィーガンレザーのプロダクトが出てきまして。それで、明日香さんに連絡したんです。

市原:そうなんですね。見つけていただけてよかったです。

白木:連絡してすぐにミーティングさせていただきましたよね。SOÉJUさんは5周年を迎えるってことでタイミングもちょうどいいとなり、今回のコラボが実現したんですよね。

白木:最初、私から連絡があった時はどう思いましたか?

市原:なんかもう、ただただ純粋に嬉しかったですね。実はさっきお話に出てきたウィルクスを使ったジュエリーが大好きで、私も旅行のときにどうしようと思っていたんです。大事なジュエリーほど心配だったので、アイディアが素敵だと思いましたし、白木さんからラフを見せていただいた時も、あ、いいなと思ったんです。なのでぜひ実現したいと最初から思っていました。

白木:ありがとうございます。ヴィーガンレザーで作れるところが本当になかったので実現できてよかったです。

今回、私の方で原案を出させていただいて、何パターンか作っていただいたんですよね。何度も何度もやりとりさせていただき、サンプルもわがまま言っていくつか作っていただきました。初めは正方形で作ってたんですけど、やっぱり持ち歩けるものがいいよねってなって、小さめの長方形にさせていただいて。

ネックレスも収まるものがいいなとか、リングの部分も抜け落ちないように、またリング同士がぶつかって傷つかないようにしたりとか。かなり細かい修正を何度かさせていただき、ようやく実現に至りました。

市原:今回関わったモデラートの担当者も、共同開発する中でとても勉強になったと言っていました。使う方への繊細な気遣いが、長く使っていただけるものづくりなんだと、私たちも感じるところがありましたね。

先ほどもおっしゃってましたけど、正方形じゃなくて長方形っていうのも、マチが大きくないカバンをお持ちのときにも使いやすいとか。随所に気遣いが込められていますよね。

白木:ありがとうございます。そして、今回はHASUNAサイドと、SOÉJUサイドから、素材違いで出させていただくという形で実現しましたよね。

HASUNAのものは、ヴィーガンレザーで、ダークネイビー、ベージュ、ホワイトの3色。SOÉJUさんは、レザーライクペーパーを使ったジュエリーケースに、ルワンダの牛の角を使ったコルネネックレスがセットになっています。コルネネックレスも共同開発させていただいたオリジナル商品となります。HASUNAオンラインストアで販売されているヴィーガンレザーのジュエリーケース

市原:個人的にすごく嬉しいのが、このネックレスについているタグです。SOÉJUとHASUNAというバイネームで、なんか夢がか叶ったなと。特別なものという感じがしております。

コルネネックレスについているロゴが印字されたタグ

 

白木:このネックレスはSOÉJUさんのベーシックなお洋服にすごく合う形なので、ぜひ、皆さんもお手に取っていただきたいなと思うんですけれども。あと、ジュエリーケース自体も、SOÉJUさんとHASUNAのものと、両方買っていただいてもいいんですよね(笑)

市原:そうですね(笑)

白木:本当に両方ともいいところがあるので、大体同じデザインですが、雰囲気が違いますし、片方はデイリーに持ち歩いて、もう片方はご自宅のジュエリーケースとして使っていただけます。

ジュエリーはあまり空気に触れさせてしまうと、素材が劣化してしまったり、変色したりするものもありますので、こうしたケースの中で保管いただくことをおすすめしてます。ぜひ、ご自宅でもたくさん使っていただきたいなと思っております。

これからも「いいものづくり」をしていけたら

白木:今後考えていることなどお伺いしたいなと思います。SOÉJUさんは2023年に5周年を迎えられましたね。これからの展開ですとか、今回のコラボをきっかけに考えていらっしゃることはございますでしょうか?

市原:そうですね。大きく3つありまして。1つは、比較的お仕事寄りのシーンをカバーする洋服が今多いので、よりたくさんのシーンをカバーしていきたいなと思っています。

そして2つ目が、スタイリストが常駐しているショールームを1カ所常設しているんですが、ご試着いただける機会をより広げていけるように、ポップアップ的なものを増やすなどして、お客様との接点を増やしていきたいなと思っています。

3つ目は、白木さんもアーティストの一面をお持ちでいらっしゃいますけど、SOÉJUとは全然別のアプローチにはなるんですが、アートに近しい活動を色々とやっていけないかなと思ってます。 

アートって人の本能に近いというか、正解のない世界ですよね。私は正解を求めて一時期ファッション迷子になってしまったんですけど、 本来は、自己表現ってもっと自由なものなんじゃないかなと思います。その辺を白木さんからも引き続きインスピレーションをいただき、活動を広げていけたらと思っています。

白木:ありがとうございます。いいですね、アートのプロジェクト。この前も展示会されてましたよね。

私は今回、ヴィーガンレザーの商品を作らせていただきましたが、このジュエリーケースって困り事を解決するプロダクトなんですよね。そういった課題解決型のプロダクトって面白いなと思いました。

このジュエリーケースのお話を周りにすると、あれも作ってよ、これも作ってよ、みたいなオファーが出てきているので、まだちょっと構想段階ではありますが、こういったアプローチのプロダクトを作っていくのも楽しいなと思っています。

なんていうのかな、改めて"ものを作る"って楽しいなって。今回のコラボレーションを通じて体験させていただくことができました。これからも"いいもの"を作り続けていきたいですね。

あと、アートのプロジェクトに関しても、実は去年からNFTを販売していまして。それはHASUNAではなく、XE:KFH《ゼクー》というものなんですけれども。3DCGのデザイナーさんやアーティストさんと共同創作することもしておりまして。自分の領域を広げる良い機会になったので、これからも新しいことに挑戦していきたいと思っているところです。

白木:明日香さんの2024年の個人的な目標とかありますか。

市原:そうですね。とても個人的ではありますが、朝型人間に生まれ変わりたいなと。私はどうしても今日中にやっておきたかったっていうことを、翌日に持ち越す勇気が持てなくて、寝落ちしてしまいがちな1年間でした。体を痛めることもあったので、2024年は「健康」を目指したいなという。

市原:白木さんはどうですか?

白木:そうですね。人に聞いておきながら、あんまり言うことを考えていなかったんですが、まずは仕事を頑張りたいですね。

あと下の子が今2歳で、2023年の前半ぐらいまでは、全然寝てくれなくて。もう、それこそ夜型になるというか。ようやく寝てくれたら、そこから私の時間って思って夜更かしをしがちだったんです。でも、全然効率が良くなく反省しがちだったので、生活を整えてちゃんとしたいですね(笑)

市原:等身大の白木さんに触れられて個人的にはちょっと嬉しいです。

白木:一人で過ごす時間が大好きなので、ちょっと楽しみすぎちゃったというか。朝型生活が全く実現できてない今日この頃なので。やっぱり「健康」ですね。

市原:こんなところにも共通点が。健康は大前提ですもんね。

白木:そうそう、健康。やっぱり体の健康が心の健康を作りますよね。そして、心の健康が周りをハッピーにして、良い事業が行われて、社会を幸せにしていけると思うので。頑張りましょう。

市原:そうですね。

白木:これからもよろしくお願いします。

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今回の対談は音声メディアVoicyより、白木夏子さんのチャンネルでもお聴きいただけます。

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