【SOÉJU personal】ネイビーのマンネリ解消に。定番カラーを新鮮に見せる着こなしアイディア
こんにちは、ソージュスタイリストのIWASAKIです。まだ日中は暑い日々が続いておりますが、日が落ちると秋の近づきを感じるようになりました。ソージュでは新作コートの予約販売も始まり、次のシーズンに気持ちが傾いていらっしゃる方も多いのではないでしょうか。
今月のサロンブログのテーマは「ネイビー」。何かと区切りになる秋の始まりは、学校行事や転職などのご相談が増え、どんなシーンでも活躍するネイビーを使った提案が多くなります。一方で、安心感があるもののマンネリしやすいというお悩みを多く頂く色でもあります。
今回は、ネイビーアイテムのマンネリを解消するアイディアに合わせて、同じアイテムを使った着回しスタイルもご紹介。ネイビーの可能性が広がるご提案になれば嬉しいです。
Tips 1:ほんのり明るいグレーで控えめな変化をプラス
一見ノーマルな印象のネイビーのジャケットスタイル。ついパンツもネイビーを選ぼうとするところに、グレーのセンタープレスパンツを合わせてベーシックカラーの多色使いをしているのがポイントです。
ほんのりトーンの明るいグレーがネイビーの重厚感を軽減、ホワイトのインナーでお顔周りを明るく見せています。変化を加えたいけど、悪目立ちは避けたい方におすすめです。
セレモニーやお呼ばれに着回すなら
祝福の気持ちを表す上品な艶のシルクブラウスに、淡いピンクのワイドパンツを合わせた華やかなパンツスタイル。そこに落ち着いた印象を与える役割を担うのがネイビーのジャケットです。羽織るだけで、もうひと匙の上品さや大人っぽさをプラス。一枚持っておくと安心のアイテムですね。
Tips 2:同系色のブルーを合わせて大人上品に
もうひとレベル変化を加えるなら同系色を合わせていただくのがおすすめです。例えば、サイドタックワイドパンツのブルーなら程よく馴染みつつ、落ち着いたコントラストが上品な印象を引き立てます。
また、フェミニンなペプラムチュニックブラウスには、すとんと落ちるとろみパンツを合わせるとシルエットにエレガントさが増し甘さが抑えられたスタイルに。さらにパイソン柄のパンプスで辛口に仕上げていただくとクールに振ったスタイルに仕上がります。
ちょっといいレストランに着回すなら
華やかなペプラムシルエットを際立たせるなら、すっきりセンタープレスパンツを合わせるのがおすすめです。くっきりコントラストのつくホワイトのパンツを合わせてぐっと華やかな印象に。
お顔合わせやお食事会など、いつもよりちょっと気の張るレストランには、女性らしく綺麗めなスタイルにしていただくのはいかがでしょう。
Tips 3:奥行きを生む素材感のコントラストを作って
色の組み合わせ方以外で変化を加えるなら、素材感のコントラストを作り奥行きあるスタイルにしていただくのがおすすめです。例えばリモンタコートワンピースのようなハリ感のある素材に、歩くたびにふわっと揺れるプリーツスカートを合わせて。足元に動きが出ることで、さりげないこだわりが感じられます。
学校行事に着回すなら
ジャケットほどかっちりしすぎず、でもきちんとした印象はキープしたい。そんな時にさっと羽織るだけで解決してくれるのがネイビーのリモンタコートワンピースです。オールネイビーにすることで、人目を引きすぎず、でも引き立つ光沢感によって上品で洗練されたスタイルに。好印象を残すことができます。
Tips 4:鮮やかな色味に深みを出して秋仕様に
華やかな色同士を上品に繋げてくれ、秋らしい深みを加えてくれるのがネイビーのロングジレ。縦にスッと流れるIラインのシルエットが、ゆったりカジュアルなTシャツを落ち着いた印象に導いてくれます。また裾をアウトした着こなしでも、ウエストベルトが擬似的に腰位置を作ってくれるためバランスよくまとまります。
お仕事に着回すなら
首元のドレープが華やかなアクセントになるプルオーバーに、ジャケット風にジレを合わせました。お顔周りにマットな質感が加わることで、お仕事や人前に立つ時にぴったりなきちんとさが備わります。わずかなトーンの違いを生むブラックのワイドパンツを合わせればクラシカルなお仕事スタイルへ。
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