洗練と粋を宿す、セルビッチデニム
デニム愛好家から、一流と認められるセルビッチ。ジーンズの歴史をたどれば必ず行き着く、旧式のシャトル織機で織られたデニムは、赤耳と呼ばれる端の縁取りが特徴です。
ソージュ kのデニムジャケットとデニムパンツは、世界のメゾンが信頼を寄せる、岡山のセルビッチデニムを贅沢に使用。ヴィンテージを彷彿とさせるフォルムやステッチワークに、現代の感性を巧みに織り込んで。ライトブルーが聡明さを醸す、ハイブリットなデニムスタイルをお楽しみください。
セルビッチの特別感を堪能
「セルビッチ(selvedge)」とは、生地を織り上げる過程でほつれ止めの処理が施された両端部分のこと。この特殊なディテールは、旧式のシャトル織機で織られたデニムであることの証であり、端の部分に赤い糸が入っていることが多いことから、通称「赤耳」と呼ばれています。
かつて主流であった製法も、時代の流れで、効率重視の高速織機に切り替わっていったことにより、いまやセルビッチ自体が希少な存在に。伝統に忠実なクラフトマンシップが息づく岡山のセルビッチデニムは、ヨーロッパのメゾンブランドから注文が集中するほど、世界的に評価が高い上質な素材です。
旧式のシャトル織機は生地を作るのに時間がかかるうえ、一般的なデニムと比べて生地幅が狭い仕上がりに。そのため服の製作に使う生地の分量もかさみます。時間やコストを考えても贅沢な素材ですが、昔ながらの製法でゆっくり織り上げることで生まれる、パリッとした風合いや味がある表情にほかに変えがたい魅力があることも確か。それはある種のデニムを着る醍醐味といっていいかもしれません。
スタンダードを踏襲し、デニムジャケットは袖口と前立ての裏に、デニムパンツは裾の裏側に赤耳がくるよう緻密に設計しました。袖口や裾を折り返したときに見える、粋なアクセントが気分を上げてくれます。
ニュアンスを含む美しい色合いが長く続く仕上がり
カラーは、グレーがかった色味が上品なライトブルーの一色に絞りました。色が繊維に定着しやすい反応染料を使用。色落ちを抑え、きれいな色合いを保ちます。
ライトブルーは、経年で色褪せしない特性を考慮して選んだ色。肌なじみがよい、穏やかなトーンに、オフホワイトのステッチが爽やかなアクセントを添えて。クリーンでありながら、どこかニュアンスを含んだ表情が絶妙です。
また、仕上げに防縮加工を施すことで収縮を抑え、安定したシルエットを保ちます。見た目もはき心地も長くご満足いただけるクオリティにこだわりました。
実用性に優れた、クラシックなデニムジャケット
デニムジャケットは、ヴィンテージの佇まいを元に、現代的なバランスへと調整。やや大きめの身幅と太めの袖でボリュームを出しつつも、短めの丈感でバランスを取り、ユニセックスになじむシルエットにしています。
クラシックなムードはありながら、身軽に動きたい現代人のニーズに応える仕様になっているところもポイント。サイドポケットのほか、前身頃裏の生地が二重になった部分を活かし、内ポケットも装備。デニムジャケットには珍しい、さりげない収納力も備えています。
ブランドネームのパッチは、あえて表に出さずに背中の内側につけ、バックスタイルはステッチで表現。主張を削ぎ落としたディテールの潔さに、ブランドの哲学をにじませます。
本物志向なこだわりを詰め込んだ、デニムパンツ
デニムパンツは、細すぎず太すぎない、絶妙なバランスのストレートシルエット。メンズとウィメンズに分けて展開していますが、基本的なデザインは同じ。男女の骨格の違いがシルエットに干渉しないように、パターンを調整しています。
左:メンズ 右:ウィメンズ
本物志向なこだわりは、ステッチワークに忍ばせて。ウエストベルトの内側に入れたチェーンステッチは、フロントのパッカリング(縫い目に現れる細かな立体感)にもつながり、高度な手技が光ります。
また、ブランドネームのパッチもデニムジャケットと同じ仕様に。一目でわからないところの繊細なこだわりが、着る人の愛着を育みます。
クラシックに敬意を払いつつ、現代のライフスタイルになじむ実用性と洗練を備えたソージュ kのセルビッチデニム。デザインの機微やニュアンスある風合いと色味......さりげなさに宿る普遍の美をご堪能ください。