
【Profile】小川奈緒(おがわ なお)/出版社勤務を経て、フリーランスのファッション誌エディター&ライターとして活動したのち、現在はライフスタイルのエッセイを中心に執筆を行っている。最新刊『伝え上手になりたい』ほか、『家が好きで』『すこやかなほうへ 今とこれからの暮らし方』など著作数は13冊。音声プラットフォームVoicy「家が好きになるラジオ」やnoteメンバーシップ「縁側日記」、またインスタグラムでも、自分らしい生き方や働き方の過程を発信している。
STYLE1:チェックを気負わず楽しむ、大人のセットアップスタイル
「ちょっと思い切った買い物でしたが、セットアップでも単品でも使いやすくとても気に入っています。インナーのトップスも着心地が良くシルエットもきれいで、色違いで4着持っているほど大好きなアイテムです。(小川さん)」
トレンド感のあるチェック柄も、落ち着いたトーンとほどよいゆとりのあるシルエットなら、肩まわりなど体型の気になる部分も自然にカバー。セットで着ると程よくきちんと、上下別々でも着回しやすい万能アイテムです。
マニッシュな雰囲気には、ブローチやアクセサリーをやや多めに取り入れて、さりげなく華やかさを加えるのがオススメだそう。足元に白を選ぶと、抜け感が生まれて全体の印象がぐっと軽やかに仕上がります。
STYLE2:肩の力を抜いた装いに、ストールでひと工夫
「ソージュのアイテムは、シンプルだからこそストールなどの巻き物を合わせることで表情が生まれてさらに素敵になりますよね。私は同系色で重ねるのが好きです(小川さん)」
チェックのワイドパンツとインナーはそのままに、ジャケットを脱いで印象を少しラフに。そこに同系色のストールを加えることで、シンプルな装いに動きと奥行きが生まれます。
ストールは顔まわりに程よいボリュームを加えながら、全体のバランスを整えてくれる心強い存在。さっと巻くだけで印象に変化が生まれ、こなれた大人の装いに。
STYLE3:定番トップスを冬の装いに繋げて
「ソージュのライトグレーってとても着やすくて、ぜひ良さを語りたいです。顔まわりに明るさをプラスしつつも、気負わず着られるので本当に便利なんですよ(小川さん)」
春秋に活躍する8分袖トップスも、白のカシミヤ混タートルネックカットソーを重ねれば、自然とあたたかみのある冬の装いへ。ライトグレーのトップスから白がのぞくことで顔まわりが明るく見え、シンプルな着こなしにも立体感が生まれます。
ミディ丈のコートを重ねると、全体がまとまりすっきりとした印象に。ベーシックなアイテム同士でも落ち着きと上品さのあるスタイルに仕上がります。
STYLE 4:ワントーンでまとめた、凛としたスタイルに華やかさを添えて
「このトップスはまさに隠れた名品ですね。普段から愛用している服でフォーマルな場にも対応出来るようになって、私も気持ちがすっと楽になりました。(小川さん)」
シンプルなブラックのワントーンスタイルは、フォーマルなシーンにも対応できる落ち着きのある装い。すっきりとしたシルエットに、サイドのスリットや後ろのデザインがさりげないアクセントとなり、それだけで絵になる一着です。
そこにスカーフをひと巻き加えるだけで、スタイル全体にやわらかさと華やかさが生まれます。シンプルな装いにも奥行きが加わりこなれた印象に。
STYLE 5:白を差し込んで、冬の装いに軽やかさを
「タックワイドパンツも好きすぎて色違いで3着持っています。冬は面積多めに白を取り入れるのがおすすめです。装いがぐっと洗練されるし、自分自身も着ていて気分が上がるんですよね。(小川さん)」
ダークトーンが多くなりがちな冬だからこそ、白を取り入れることで装いがぱっと明るく軽やかな印象に。落ち感のあるパンツは動くたびに揺れて自然な抜け感が生まれ、ストールを合わせれば、流れるような縦のラインが加わってスタイルに美しさと洗練が宿ります。
チャコールのコートを羽織れば、深めのスリットから覗く白がアクセントに。重さを感じさせず、全体をやわらかく引き締めてくれる、バランスのよい冬の装いです。
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小川さんにご紹介いただいた秋冬スタイル、いかがでしたか?定番アイテムの着こなしから今季の新作まで幅広く登場しました。
インスタライブでは、小川さん流のスカーフの選び方や取り入れ方をはじめ、他にも興味深い内容をご紹介しています。インスタグラムのアーカイブもぜひチェックしてみてくださいね。



