2019年秋の誕生から7年。累計販売数は10万枚を超え、毎シーズン色違いを買い足してくださる方も多い、ソージュの「カシミヤ混タートルネックカットソー」。
素肌にやさしく、重ねてもすっきり見える。その着心地を支えているのは、糸から仕立てまでの工程に重なった、いくつもの目に見えないこだわりです。
今回は、1枚ができるまでの工程をたどりながら、5つのこだわりをご紹介します。

はじめに|「重ねる前提」で生まれたインナータートル
寒い季節に欠かせないタートルネック。ただ、1枚で着るとボディラインが出すぎたり、首まわりが詰まって見えたりして、だんだん手に取らなくなった方もいるのではないでしょうか。
カシミヤ混タートルネックカットソーは、そんな大人の女性に向けて「重ねる前提」で開発しました。シャツやジャケット、ニットの下に着ることを第一に考えた、インナーのためのタートルネックです。
長く着られて、着ていて気持ちのいい定番を。その思いから生まれた1枚には、これまでに1,200件を超えるレビューをいただきました。なかでも多いのが「一度着たら手放せない」という声です。
なぜ、こんなに心地いいのか。その理由は、1枚ができるまでの、国内生産にこだわったすべての工程にあります。
1枚ができるまで
糸づくりから縫製まで、すべての工程を国内で。5つの工程と、それぞれの工程に込めたこだわりをご紹介します。
STEP 01糸をつくる(岐阜)
No.01カシミヤ20%×スーピマコットン80%。上質な素材を掛け合わせた、希少な糸
カシミヤ20%と、繊維の長い超長綿「スーピマコットン」80%。上質な2つの素材を掛け合わせた、希少な糸を使っています。
この糸を作ったのは、国内メーカーの紡績チームです。原点にあったのは「良い素材同士を掛け合わせて、世の中にない糸を作ろう」という発想でした。その発想が、ソージュの「長く着られる、着て気持ちのいい定番を作りたい」という思いと出会い、カシミヤ20%とスーピマコットン80%の糸を使った、商品の開発が始まりました。
カシミヤは高価な素材なので、混率を上げるほど糸の価格も上がります。そのため、カシミヤ混のニット・カットソーの多くは5〜10%ほど。20%という混率の糸は、ごくわずかしかありません。しかし、10%と20%の差は、数字で見る以上に大きなもの。風合いがはっきりと変わります。
そして、生地の80%を占めるのがコットンです。着心地を大きく左右するのは、実はこのコットン。ここに選んだのが、一般的な綿より繊維が長い「超長綿」と呼ばれるスーピマコットンでした。長い繊維から紡いだ糸はなめらかで、肌あたりがやわらかく、上質な風合いをもたらしてくれます。毛羽立ちにくく、洗濯を重ねても肌ざわりが変わりにくいといわれているのも、毎日着るインナーにはうれしいところです。
カシミヤにも、コットンにも、良いものを。2つの素材を掛け合わせたからこそ、チクチクしにくく、素肌に直接着てもやさしくなじむ着心地が生まれています。100%天然素材で吸水性と通気性にも優れているので、蒸れにくく、急な気温の変化にも対応できます。真夏以外の3シーズン、長く活躍してくれる1枚です。


STEP 02編む(和歌山)
No.02ガーゼのように薄いテレコを、急がずに編む
極限まで薄く、軽いテレコ編み。糸を切らないよう、編み機の回転を抑えてゆっくり編んでいます。
生地を編むのは、和歌山の工場です。
テレコ編みは、表と裏の編み目を交互に並べた、縦にうね(筋)の入る編み方。よく伸びて体に沿うのが特長です。
ガーゼのように薄いテレコ編みにたどり着くまでには、何度も試作を重ねました。同じ糸でほかの編み方も試したものの、伸びすぎてしまったり、ゆるっと間のびした印象になったり。インナーとして重ねたときに、すっきり見えて、なおかつ心地いいこと。その条件を満たしたのが、この薄いテレコでした。
テレコならではの伸縮性で体にほどよく沿い、シャツやニットの下に着ても厚みが出にくい。「重ねる前提」を形にしているのが、この薄さです。
ただ、細く繊細な糸を薄いテレコに編み上げるのは、とても手のかかる仕事です。編み機を速く回すと、糸が強く引っぱられて切れてしまいます。そのため、あえて回転を抑えて、ゆっくり編んでいます。
1日に編める量は、ごく限られています。そもそも、この糸でここまで薄いテレコを編める工場自体が、国内でも数少ないのです。


STEP 03染める(京都)
No.03カシミヤとコットン、1色ずつ色を合わせる
性質の違う2つの素材を、ひとつの色に。職人が1色ずつ確かめながら染めています。
編み上がった生地は、京都の工場で染めます。
カシミヤとコットンは、繊維の性質が違うため染まり方も違い、色に差が出やすい素材の組み合わせです。とくに濃い色や、いくつもの染料を配合してつくる色は調整が難しく、色ごとに染まり具合を見極めながら仕上げています。
ベーシックなブラックやホワイトから、明るいイエローやピンクまで。全11色のカラーバリエーションは、こうしたていねいな色づくりに支えられています。

STEP 04休ませて、裁断する(新潟)
No.0472時間、生地を休ませてから裁断する
巻かれた生地をすべてほどき、72時間(3日間)休ませてから裁断。よく伸びる生地を、正確なサイズに仕上げるためです。
染め上がった生地は、新潟の縫製工場へ。
生地はロール状に巻かれた状態で届きます。巻かれた生地には、引っぱられた力(張力)がかかったまま。そのまま裁断すると、あとから生地が縮み、サイズが変わってしまいます。
そこで、生地をいったんすべてほどき、72時間かけて休ませます。生地が自然な状態に戻るのを待ってから、ようやく裁断です。どんな生地にも必要な工程ではありませんが、薄くてよく伸びるこのテレコには欠かせません。
裁断にも、職人の手の感覚が求められます。何枚も重ねて裁断するとき、生地の伸ばし加減ひとつで仕上がりのサイズが変わってしまうからです。
STEP 05縫い上げる(新潟)
No.05縫わないからこその着心地。首・袖・裾の「切りっぱなし」
首・袖・裾は、あえて縫わない切りっぱなし。生地本来の伸びを残して、心地よさとすっきりしたシルエットを両立させています。
このタートルネックのいちばんの特徴が、首・袖・裾の切りっぱなしです。
一般的なカットソーは、端を折り返して縫ったり、ロックミシン(布の端をかがって、ほつれを防ぐミシン)でなどで処理します。けれど縫った部分は、どうしても伸びにくくなります。開発の際は二本針(2本の縫い目で端を押さえる縫い方)やロックミシンでの仕上げも試しましたが、伸びやすさ、着やすさ、着こなしやすさのすべてで、切りっぱなしの仕上げに勝るものはありませんでした。
首元は高さを出して、クシュッとたまるように。縫って硬くなった襟は首から浮いてしまいますが、切りっぱなしなら首にやわらかく沿います。
袖口もクシュッとたまって、手元に自然な表情が生まれます。
裾はボトムにインしてもゴロつかず、ニットやシャツを重ねても段差が表に出にくい仕上がりです。


ただ、切りっぱなしは作る側にとっては難しい仕様です。布の端をロックミシンで処理する場合は、多少の裁断のずれが目立たなくなります。けれど切りっぱなしは、裁断した線がそのまま仕上がりになります。首まわりのカーブまで、きれいに切りそろえる精度が求められるのです。
縫製も、1枚ずつ人の手で行っています。よく伸びる生地は、手の加減ひとつで縫い目が伸びてしまいます。冬は静電気で生地に小さな針穴が開くこともあり、季節ごとにミシンの糸の張り具合を細かく整えています。縫い上がったものから順に、仕上げと検品へ。見えないところまで目を配りながら、1枚ずつ仕立てられています。

おわりに|手放せない着心地には、理由がある
カシミヤ20%とスーピマコットン80%を掛け合わせた、希少な糸。和歌山でゆっくり編む、ガーゼのように薄いテレコ。京都で1色ずつ合わせる色。そして新潟で72時間休ませてから裁断し、縫わずに伸びを残した切りっぱなし。
「一度着たら手放せない」と言っていただける理由は、糸から仕立てまで重なった、この5つのこだわりにあります。
この冬はじめての1枚として。あるいは、いつもの色に加える1枚として。重ねる楽しさとあわせて、色選びも楽しんでいただけたらうれしいです。
ITEM
カシミヤ混タートルネックカットソー
¥11,000(税込)
まとめ買いがお得です
2点ご購入で1枚あたり¥9,900(税込)、3点以上のご購入で1枚あたり¥9,500(税込)。色違いでの買い足しにもおすすめです。
送料無料特典を実施中
累計販売数10万枚突破を記念して、カシミヤ混タートルネックカットソーを含むご注文は、購入金額にかかわらず送料無料でお届けしています(終了日未定)。
迷ったら、まずはどんな服にも合わせやすいブラックかホワイトを。明るいカラーは、重ねて少しのぞかせると取り入れやすくなります。
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