Special Interview vol.2

TOERI Meets 

Akemi Nakano

中野明海さんの

「心地よく美しく生きる提案」

長年ヘア&メイクアップアーティストとして第一線で活躍され、数々の女優やアーティストから愛され続けている中野さん。あえて自身のメソッドを持たず、先入観なくその人らしさを見つめ魅力を最大限に引き出す様は、まさに「大人かわいい」を体現し、年齢に左右されないことの大切さを感じさせてくれます。


今回はそんな美容界のトップアーティストである中野さんに、人生を美しく楽しく生きるヒントを語っていただきました。

Profile

中野 明海

ヘア&メイクアップアーティスト。

雑誌、広告、映像でのヘア&メイクのみならず、

最近ではキャッチライトレンズ「OvE」(オヴィ)、KOBAKOホットアイラッシュカーラー、今治タオル「肌と髪にとことん優しいタオル」等をプロデュース。著書多数。

時間を味方につけて、豊かに生きる

TOERI(トーリ)は、「ミニマムな手間で、リュクスな効果実感」を目指したビューティブランド。

あえて品目も色数も絞り、使う人を選ばず、最小限の手間で最大の効果を出すことを目指しました。


「トーリの“時間を味方につける”というブランドコンセプトを読んで、時短とかミニマムな手間といった考え方こそ、人の生活に寄り添えるなと思い、とても共感しました」


多忙を極める中野さんにとって、“時間”は重要なファクターだという。


「私、なんでも丁寧に素早くすることが好きなんです。忙しい日々の中で、全てに対して時間をかけて丁寧に、というわけには、なかなかいかないですよね。だからなんでも早く済ませたいという思考があるのですが、その一方で雑であることは好きではない。早くてキレイとか、早くても完成度が高いということが好きです」

中野さんの著書『美しい人は食べる!』では、無理せず、手早くできる、美味しそうなラインナップがずらりとありました。


「私、目が覚めた時からお腹が空いているんです。起きた瞬間から何作ろう〜って思うほど、食いしん坊。でも、日々の生活の中で料理だけをやるわけにはいかないから、美味しくて早ければ良いと思っています。帰ってきてパパッと作って食べれるものや、子供のお弁当を作る時だったら、30分以内にお弁当箱に詰めれるもの、とかね」

メイク、ファッション...「装い」は、心に直結する

長年ヘア&メイクアップアーティストとして活躍する中野さん。

中野さんにとっての「メイクアップの醍醐味」を聞いてみました。


「ダイレクトに気持ちに効いてくる、ということだと思います。人って、気持ちひとつで見える世界が全然違ってきますよね。例えば、どんなに美味しいものを食べ、どんなに好きなことをしていても、気持ちがとっても沈んでいたら全く楽しいと思えない。でも、どんな心情や状態であったとしても、気持ちを上げるお手伝いができるのが、メイクや美容の力だと思っています」


一流の審美眼とその人の良さを引き立てるテクニックに加え、常に周りを気遣う優しさが、より相手の自信を引き出してくれるのかもしれません。


「私の仕事は、いわゆる“裏方”。毎回違う相手に、その都度のテーマやシチュエーションに合わせてメイクをします。メイクを施すその人が、現場で求められているところにいかにフィットするかということに加え、その人が『よし、私、いける!』という気持ちになってもらうことが、最も大事だと思っています。やはり、これも心情に直結していると言えますよね」

少々調子が優れなくても、ひとたびメイクを施せば、自信に繋がる。人との交流が増えたり、新しいことに挑戦したり、活動的になりますよね。それは、ファッションにも通ずることかもしれません。


「メイクもお洋服も、もちろん自分のためでもあるけれど、人にどう見られたいかという一種のコミュニケーションツールでもありますよね。日々の生活において、特別力をいれて華美にする必要は、全然ない。ソージュのようなシンプルでキレイなお洋服を着て、自分が嫌じゃないメイクをしていれば、安心してそこに立っていられるはず。そうやって気持ちが安定すれば、幸せに生きられるのではと思っています」

TOERI(トーリ)のメイクアップ製品を使用して

本日はトーリのスタイリングマスカラ(01 Clear Black)を使用していただきました。


「使ってみて、落ちにくさがすごい!とビックリ。今世紀一番落ちないマスカラなのでは、って(笑)カールも落ちないし、つけている間、まつ毛のことを気にしなくて良いのは、とても良いですね」


「先日クッションファンデーションもつけて1日過ごしてみたのですが、少しハリを感じ、つけていて不快感が全くありませんでした」

Pick Up Item

実は「頑張らなくていい」と思うこと

名だたる著名人から愛され、美容好きなら誰もが憧れる中野さん。


スキンケアにも特別なこだわりがあるかと思えば、「過剰なスキンケアは必要なし」という意外な答えが。


「肌を潤わせようと、真面目な方ほど化粧品をたくさん重ね付けしたりすると思うのですが、かえって肌に良くないということもしばしば。スキンケアを頑張ること自体はもちろん良いのですが、過剰なお手入れは見直して欲しいなと思います」


スキンケアも、実はミニマムがかえって心地よいのかもしれません。


「もし日頃肌のお手入れをしていて、肌の乾きや不調を感じられていたら、それは何かが過剰なのかもしれません。洗い過ぎ(皮脂や角質などの取り過ぎ)、擦り過ぎ、与え過ぎなど。たとえ化粧水を肌に100回押し当てても、100回肌に刺激を与えてることになったりしたり、どれだけ時間をかけても角質層という肌の薄い最外層にしか浸透しないので、そう思ってスキンケアを捉えて欲しいと思います」

中野さんの考える、「大人の美しさ」とは?

大人の美しさについて問いかけた時、真っ先に「髪」と答えた中野さん。


「まず髪が整っていたら、どんな大人でも美しく見えると思います。極端なことを言えば、ノーメイクであっても、髪の毛がきちんとしていれば良いと思うほど、全体の印象に大きく影響します」


「自分の髪もかなりのくせ毛なので、自然乾燥は控えて必ずブローするように心がけています」


メイク以外に「清潔感」も欠かせない要素だと語る中野さん。一見この抽象的な言葉についても、ヘア&メイクアップアーティストならではの回答が。


「清潔な姿って、それだけでまっすぐな印象を与えますよね。そして清潔感って、実はつくれるんです」


「例えば髪の毛だったら、濡れている間にブローしてしまえばキレイにまとまるから、その瞬間から清潔感は生まれる。肌に関しても、日頃最低限のスキンケアで潤して、厚塗りにならないように気をつけながらファンデーションを塗れば、キメが整って清潔に見える。そうやって清潔感をつくっていけば、自然と大人の美しさが滲み出るのではないでしょうか」

「そして最後に、色々なことに好奇心がある方は、年齢に関わらず美しいなと感じます。自分の好きなものがあると、それだけで幸せですよね。どんなことでも良いと思うのですが、好きなもの・ことがあって、それを突き詰めている人って、本当に素敵だなと思います」


キラキラとした瞳でそう語る中野さん自身も、「自分でメイクをし始めた17歳くらいのときから、メイクに対しては今も憧れのような気持ちが強い」といいます。この飽くなき一途な探究心が、多くの方から愛され、いつまでも第一線で活躍するエネルギーの源なのかもしれません。


TOERI


時間を味方につけるコスメ、TOERI(トーリ)

ミニマムな手間で、リュクスな効果実感。

1日の初めは、パッと整うのに丁寧に時間をかけたような仕上がりに。1日の終わりに出会うのも、キレイな私。

ロジックに基づく確かな品質と処方を追求し、「誰が使っても美しい仕上がり」が叶うコスメを作りました。


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